2025/01/15
『ノンデザイナーズ・デザインブック』という本をご存知でしょうか。
デザイナーであればまず読んだことがある、いわゆる「定番書」のひとつです。
書籍タイトルに「ノンデザイナーズ」と称している通り、いわゆる高尚なデザインを念頭にした内容ではなく、資料作成などにも役立つ”デザインの原則”が平易にまとめられているので、エンジニアなど他の職種の方でもぜひ一読してみてほしい本です。
で、内容そのものは色んなところで紹介されているのでそちらに譲るとして。
なんで急に『ノンデザ』の話をしたんだっていうと、最近ちょっと大掃除をして書棚を整理していたら、新人時代に購入した当書を掘り起こしまして「懐かしいなぁ」と思って読み返したら、前に読んだときには無かった気づきがあって良かったのです。
当時の仕事の思い出とかを思い出してちょっとセンチメンタルになったり。
直近の仕事で悩んでいた箇所なども改めて整理ができたり。
やっぱり定番書として広く読み継がれているものって、良いから読み継がれているんだなぁとしみじみ思った次第でした。
IT業界ほどトレンドの移り変わりが激しい業界もなかなか無いかと思います。
自分が業界に携わったのは十年弱程度ですし、主としている分野も限られた範囲な上で、それでも今は見かけなくなったトレンド用語が山ほどあります。
今はもっぱらAI関連がトレンドですが、これも今後どうなることやら……!
もちろんその移り変わりの激しさが楽しさのひとつであることは確かですが、正直大変であることもまた確か。
だからこそ「色々トレンドは変わるけど、ここは結局変わらないな」と思えるような、そういう原則的な要素が学べるようなコンテンツって貴重なのだなぁと思います。
ということで、皆さんも新人時代に読んだ本の思い出や、自分の業種の定番本を教えてくれると嬉しいです。