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GPSトラッカーを購入して、バイクで運用してみた

time 2025/04/22

GPSトラッカーを購入して、バイクで運用してみた

こんにちは。リーダーのKです。

今回はバイクの盗難防止のために、GPSトラッカーを購入してバイクに仕込んでみたのでどうなったかの顛末迄を報告してみたいと思います。


 

まずは今回購入したGPSトラッカーを紹介します。
Trackimo Slim 4Gモデル

防塵防水性能がIP67(塵埃の侵入がなく、一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない)、かつサイズが幅約86mm×高さ約54mm×厚さ約6.5mmと、クレジットカードの縦横+7mm弱の厚みで済みます。

これなら、電池の持つ限りバイク、自動車などに隠せるサイズですね。
雨風、埃も問題にしないのはありがたいです。

充電には専用のマグネットケーブルを使用します。
差し込み口等がないおかげで防塵防水性能が維持できるのかなと思われます。

また、光センサーによる応答あった際の通知、自宅の範囲内から移動した際に、設定した「ZONE」外に出た際の通知、
省電力機能を有効にした場合には、動き出した時点で通知を出す等、動きがあった時に通知を内蔵した4G回線を使用して通知を出せるため、
AirTag、Tile等でカバーしきれないシチュエーションでも独自に通知してくれるのがいいですね。

なお、維持費としては1年間の利用は無料、2年目以降は毎月600円程度かかるみたいです。

本体価格が2万円程度ですので、1年間の利用料込と考えるとお安めですね。

 


実際に運用してみた画像が以下となります。

スマートフォンの場合、以下のように専用アプリに登録したTreckimoに名前を付け、現在位置の確認が実施できます。

自動的に同期することも1分~240分の間ででき、手動での同期指示を出すこともできます。

以下が実際にトラッキングし続けた場合の移動例です。
1時間ごとに位置情報を自動同期し、以下のようにマップ情報を更新してくれます。
実際に運用した際は、72時間程度で電池が切れたことを確認できました。
位置情報自動同期時間を4時間にした場合、さらに電池持ちはよくなりそうです。

PCでの閲覧の場合は、広い画面でスマートフォンと同様に履歴検索、設定変更等が可能です。


バイクに仕込む際に問題になるのは、設定を煮詰めたところで1週間に1,2度は充電が必要になる点です。
まあ、これは車でも同様といえるでしょう。
(車の場合はより稼働時間が長いちょっと大きめのGPSトラッカーもあるので、Slim 4Gを採用する必要が薄そうですし)
充電ソリューションがあればいいのですが、日本の公式的には別ラインのGPSトラッカー向けは用意されていますが、Slim 4Gには予備のUSB充電ケーブルの取り扱いもないみたいです。

考えられる充電ソリューションとしてはいくつかありますが、以下が検討できるかな、と考えます。

・バイクのバッテリー直でUSB-A変換コネクタを接続して12Vから5Vに電圧を落として給電を常時行う。
バイクのバッテリーライフに影響しそうですね。
バイクのバッテリーを補充電するためのソリューションとしてはKaedearのスマートバッテリー&USBチャージャーがあるので、これをさらに追加すれば週1回、2週間に1回とかのバイク利用でもなんとかなるかもしれません。

・モバイルバッテリーを積んでそこから給電する。モバイルバッテリーの発火などが心配だけど一番手軽。
バイクの種類により搭載できるモバイルバッテリーが限定されること、水がかかる環境に置かれる可能性があるので「給電中」でも防水仕様のモバイルバッテリーが必要。

・ソーラーパネルをリアボックス等に設置し、日が出ている時間帯は充電できるようにする。
バイクカバーなどが掛けられない、雨等に対する防水措置が必須。

まあ、どう考えても難しい問題をはらんでるので、一番最初のUSB-Aコネクタに常時給電可能にする、補充電用のスマートバッテリーチャージャーを追加するが一番現実的かもしれません。

盗難防止を考えた場合、GPSの測位更新頻度は既定の1時間として、盗難されたら1分、5分などにすれば足取りが追えそうですので運用でカバーしていくのがよいかもしれませんね。


 

ということで、GPSトラッカーの紹介でした。

バイク・自動車盗難が増えておりますので、予防的に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
固定方法はテープなどでやってますが、この辺もいい感じで収まるケースに固定できるように検討していきたいですね。

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